始皇帝と大兵馬俑展
九州国立博物館に行きました
中国史好きです。
胸を張れるほど詳しくはないのですが、高校生の頃に田中芳樹先生の「創竜伝」を読んだのに始まり、藤崎竜先生の「封神演義」や皇名月先生の漫画にハマり、いろいろ読み散らかしてます。
しかし、ネットでいろんな方とふれあうこともありますが、私の知識など、まだまだ味噌っかすですね。
ただでさえ、知識がないのに、最近、本を読まないので、ダメだなと思います。
それなのに、エブリスタとマンガごっちゃで「王子と虎子」という古代中国をイメージした舞台の漫画を描いてます。(まだ序章)
この作品の参考にもなるし、何より本物の、始皇帝陵の俑(焼き物の人形)を見たかったので、大雨の最終日に、太宰府の九州国立博物館に行ってまいりました。
@heikoES 天満宮側入り口 pic.twitter.com/0LcEhIBEeA
— 奈倉まゆみ(heiko) (@heikoES) 2016年6月12日
エントランスには原泰久先生の「キングダム」の原画の複製が。
すごく細かいところまで描き込まれていて、とても綺麗だし、迫力もあって、素晴らしかったです。
連載も追っかけています。
そして、展示へ
まずは、陶器や青銅器などの展示から。
この時代の文様って不思議です。線がぐるぐると巧妙に巡らされていて、イメージしやすいものだと、アイヌの民族衣装や縄文土器の火焔土器にどこか似てるかも。
獅子や虎や鳥の装飾を施したものもあります。表情に迫力があって、魂を感じますね。
中でも饕餮(とうてつ)が施された紋が好きなので、練習してみたいなと思います。
器については、実用性が感じられないのですが、造形美重視なのかな?
一番インパクトがあるのは、銅で造られた2分の1スケールの銅の馬車。
馬に御者、馬車まで精巧に作られていて、馬車の小窓には、装飾の紐までついていて、開け閉めできるみたいです。
兵馬俑の写真はこれまで何度も見ているのです。
でも、生と写真は、感じる質感が違います。
こういう格好の人々が、中国の戦国時代にいたのかと思うと、何か描かずにはいられなくなりました。
描いてみました
この興奮を、「王子と虎子」に還元したいものですが、ちょっと、今は描けないので、落書き。
(鎧の模様は適当です(汗)槍を持ってます)
そして、饕餮(とうてつ)紋の玉を手に、ニヤリと笑う人(笑)
※悪役じゃないです
最近、描きたいものが多くて、漫画の方はなかなか進みません。