祖母の話

雪は積もっていないのですが、大寒波ですごく寒いです。

昼間でも５℃超えない日はなかなかないので、寒さに弱い九州人はつらいですね。

久しぶりに祖母の家に行きました。夫と夫のお母さんも一緒に来てくれました。

お土産をたくさん持っていったのですが、叔母が美味しいお煮しめなどを作ってくださっていたので、いっぱいごちそうになりました。

お義母さんの実家が、祖母が若い頃に働いていた町だったので、祖母の昔話も熱がこもりまして。

祖母の昔話を聞いたんだけど、年頃に口減らしで作女子(さくおなご)に出されたらしい。
明治の話みたいだけど、戦後まもなくなんだよね(^^;
出稼ぎで農家の手伝いに出されてたということみたいだ。
— 奈倉まゆみ＠heikoの日もあった (@heikoES) 2018年1月25日

九州の端だからでしょうか。実は私の実家のある地域ともイントネーションがちがって、たまに聞き取れないことがあります。

話は前後しますが、祖母は、戦時中は小学生で、学校で勉強はできず、芋を育てたり、名称を忘れたのですが、草を紡いで布にしたり、松の油を取っていたそうです。それらは、戦地に送ることができず、佐世保の基地に山積みだったと、あとから聞いて、悔しかったとか。

家の畑仕事中Ｂ２９が低空飛行してきた時はすごく怖かったそうです。

福岡の大刀洗町平和記念館でＢ２９の大きさは実感しましたので、ほんの少しだけ、わかる気がしました。

軍事施設などなさそうなのですが、翌日、何箇所かに爆弾が落ちたそうです。

終戦の日、作業から降りてくると、みんなが戦争が終わったと騒いでいたそうです。男の人は「東条英機のバカヤロー」と叫んでいたそう。それまで本当にがまんしていたのでしょうね。

祖父はもう亡くなりましたが、戦後にシベリアに抑留されていたことがあったそうです。日本に帰国し、祖母と結婚しました。

その後もいろいろ田舎なりに事件を起こしたりしていました。（選挙活動を違法に支援して逮捕されたり）若い頃は、少し波乱万丈でした。

挿絵を描かせていただきました。

少し直してイラストコーナーにも載せさせていただきました。小説もよろしくお願いします。
「『妖し瞳の、艶姿』２３ページ挿し絵」 #エブリスタ https://t.co/IcMsJVRPIg
— 奈倉まゆみ＠heikoの日もあった (@heikoES) 2018年1月22日

表紙を描かせていただいたことは載せましたが、今度は挿絵も描かせていただきました。

f:id:nakuramayumicom:20180126194410j:plain

最近はあまり下描きは描き込まずに仕上げてしまいます。背景の書棚は空想ですみませんが、実務に使う書物なら、付箋もいれるかなと考えて、入れてみました。

主に成人前の貴族の女の子の正装である汗袗《かざみ》の参考になればと思います。

きたむら慧さんの小説もよろしくお願いします↓

estar.jp

『鏡』

診断メーカーの結果に基づいて、４コママンガを描いてみました。

鏡の前でキメ顔の練習をしていたら、陰からこっそり見られていたことに気付いてもだえる季時#キャラクターの日常の恥ずかしい瞬間を妄想してみる https://t.co/eigoftFJjC
見てたのは雅人かな。稚鮎に無垢な瞳を向けられても恥ずかしいwww
— 奈倉まゆみ＠heikoの日もあった (@heikoES) 2018年1月23日