HYDRA Project
この度、嬉しいことに、合同誌の収録作品の一つの扉絵を描かせていただきました。
時々、同人誌に参加するお話を聞いたりするのですが、自分もこんな機会をいただけるなんて、とても光栄です。
しかも、動画を作ったり、プロモーション活動も力が入っていて、すごい。
まず“HYDRA Project”とは。
“HYDRA Project”
Novels & Sounds Creator の大友青が運営するBlue Novel Records.により発行される短編小説の合同誌です。
同じ舞台を共有して、5名の小説作家が物語を書き、そこにさらに5名のイラストレーターでイラストをつける。
さらに、5つの作品に合わせて、ナレーション入りのプロモーション動画まで、制作されています。
2120年、夢の細胞“Venus”の投与によって、人類は不老長寿の存在となる。
しかし、「死なない」ということは「死ねない」ということ。
「死にたい」と願う人々が現れ、また、「死なない」人間を殺すプロ集団の存在も噂される。また、Venus細胞が抱える問題が研究者を悩ませている。
この未来の世界を、日常生活を送る人々、特殊な世界に生きる人々、そして、直接Venusの生み出す矛盾と戦わねばならない人々など、さまざまな視点で描きます。
この世界観もとてもおもしろいのですが、また、挿入されたイラストや装丁、アニメーションも素晴らしいです。私のような中途半端なものかきが加えてもらえて、本当に恐縮ですが、ぜひ一度見ていただき、サイトに足を運んでいただき、本を手にとっていただきたいです。
楽園ーエデンー
合同誌の他の四編はまだ、拝読していないので、今回は、扉絵を描かせていただいた蓮花さんの「楽園ーエデンー」についてだけ、少し。
ショッピングモールに入っている花屋で働く眞野あやめ。
彼女は一般市民であるが、彼女もまた、Venus細胞の投与により不老不死の体を持っている。
Venusによって生み出された社会の闇の真実を知る術などない。しかし、だからこそ、見えるものがある。
そして、真実を知らないままにこの闇の被害者ともなっている。
食中植物に餌をやったり、ちょっと変わった趣向もありますが、彼女も、幼なじみの祥太郎さんもとても魅力的で、素敵なお話です。
詳しく話せないのがもどかしいです。
蓮花さんについてはこちらのtwitterアカウントから
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