奈倉まゆみの描きつづり

twitterのまとめ、自作のイラストや漫画、思ったことなど

11月になりました

11月になりました。

急に冷え込んで、この数日の暖かさは、やはり異常だったのかな。体がついていきません。

でも、深くなる紅葉を愛でられるのは嬉しくもあります。

(食べ物がおいしいし)

 

 

平安コラボ始めました

先月に告知していたエブリスタのコラボの連載も始めました。

 

きたむら慧さんが原作で小説を書いてくださり、それをもとに、私が漫画を描くという。

それぞれ、主人公を変えて、お話を展開します。この時、相手が何を考えていたのかは、それぞれを読んでもらえるとわかります。なので二度読み推奨。

私のこじつけもあるのですが・・・。

 

漫画版を描くために、きたむらさんの初稿を誰よりも一番に読ませていただきました。(当然だけど)

主人公の外面もさながら、内面も強く純粋で、とても美しい人だなと思いました。(そして、たまに慌てて、調子を崩すところがかわいい。)

一人、月を眺めて物思いに耽るシーンが好き。

 

BLってあまり読んだり、描いたりしないけど、男女の恋愛では描けない、この世界独特の耽美的なものは嫌いにはなりきれません。

 

ともかく美しく描きたい。そればかり。

 

小説版(表紙も描かせていただきました)

estar.jp

 

コミック版

estar.jp

 

平安時代の衣装のこと

悪い友達がいたので(笑)、興味がないのに平安モノをアレコレ読まされて、10代の頃、平安時代にハマってました。

その頃に、他にもいろいろ本を読んでいたのですが、さすがに忘れていますね。

それから、全く触れてないわけではないし、描けるかなと、資料を見て、キャラ設定などをしていたのですが、細かいところが気になる。

 

そういうことをノートにまとめるのですが、あとから読むと雑でわからない。

人に見せられるように描けば、きっちり記録できるだろうと思い、描いてみました。

しかし、twitterに掲載したものは、袖の縫い代をさっそく間違っていたので、修正版です。また、間違っているかも(汗)

 

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これは貴族の普段着なのですが、許可があれば、冠をつけて、この格好で大内裏にあがれるそう。しかし、着れる色やアイテムの組み合わせなど、ドレスコードがあるので、それらは守らねばなりません。

 

これは興味深いと思ったのが、公の場で直衣を着る際、20代、30代の者は、沓(くつ)を裸足で履かないといけないそうです。許可を得れば、襪(しとうず)という靴下のようなものも履けるのですが、履くのをやめたい時も、許可がいる。

昔から、お役所って大変だったのですね。

 

 

描くもののことがわかれば、自然とかっこよく描けるようになった気がします。

さあ、続きを頑張って描こう。