野の草が在来種とは限らない
残暑まだまだ厳しいですね。でも、稲穂はたわわに、空はどこか秋めいてきて、秋は少しずつ近づいていると、思います。
さて、久しぶりに稚鮎を描きました。
https://twitter.com/heikoES/status/1034279211999981568
遊んでもらいたくて、部屋の中の様子を窺ってます。
今回は半尻を着せました。創作世界だし、くくり紐は幅広の飾り紐に。
背景の紫の花は最近、道端で見かける花にしたのですが、名前を知りません。
こんなの。シモツケソウやヤナギハナガサではなさそう。
— 奈倉まゆみ (@heikoES) 2018年8月28日
(下手過ぎてわからん?(;・∀・)) pic.twitter.com/aMu7PQAfVA
これです。 pic.twitter.com/K9dhsjSbdC
— 奈倉まゆみ (@heikoES) 2018年8月28日
どうやらアレチハナガサという品種のようです。
南アメリカ原産で、戦後に増えていったのだとか。増えすぎると困るみたいです。
清楚で平安時代のお庭にぴったりだと思ったのですが、考えが安易でした。道端に生えているからといって、在来種とは限らないのですね。
セイタカアワダチソウやシロツメクサはよく見る外来種の草ではないでしょうか。
“万葉の花”は案外少ないのかもしれません。
梅や桜だって、江戸時代に新種がたくさん開発されているので、平安時代にはないものもあります。
例えば、ソメイヨシノです。
現在、人が生活するところに植えてある桜のほとんどは、江戸時代につくられたソメイヨシノです。平安時代には、山桜を愛でていたようです。
ありのまま古来の日本の自然はもう少ないのかもしれません。
だからこそ、ちょっと覚えたくなりました。
とりあえず、今回は秋の七草「藤袴」ということにしておきます。
【画像:フジバカマ - Wikipedia より】
よろしければ、ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします。
↓ ↓ ↓