限りなく深く堕ちる
最近コラボの記事ばかりですね。
そして、今回も(汗)
何度かご紹介してますが、神楽彩葉さんの詩のツイートを拝見して、一枚描いてみたくなりました。
気分が乗りきらない
— 神楽彩葉 (@stardustflow) 2017年4月17日
そんな夜でも
キミに誘われれば
堕ちてしまう
限りなく深い
ところまで
自分だけに向けられる愛とは思ってなくても pic.twitter.com/Ns8jv7EJno
— 奈倉まゆみ(heiko)@歴史ネタ多め (@heikoES) 2017年4月17日
藤原雅人が訪れた女性は月草姫。
月草は露草のこと。
いつも少しいじけた態度をとる姫で、和歌にははかないものの代名詞の露が入っているし、“私なんて、あなたにはどうでもいい、朝には消える露みたいなものなのでしょうね”、とよく言うので、雅人は皮肉って月草と呼んでます。
自分を慕う相手に、イヤミな人ですね。
彼には他にも恋人がおり、彼女だけではないから、その余裕なのでしょうか。
このお話をしたら、なんと、この漫画に合わせて、彩葉さんが、先の詩をアレンジしてくれて、感激してしまいました。
気が乗らない
夜だとしても
匂い立つ香りと
甘い声音に
誘われて
深みに嵌まって
堕ちてしまう
あなたにとって
私が夜の女でも
抜け出せない
誰よりあなたを
「愛している」から
そんなイヤミな相手でも、愛してくれるから離れられない月草と、恋人の雅人のイメージが浮かんできました。
私には耐えられないし、やりたくない恋ですが、見聞きすれば、心惹かれるので、不思議なものです。
漫画の方は、パソコンで清書して、改めてアップしたいです。