奈倉まゆみの描きつづり

twitterのまとめ、自作のイラストや漫画、思ったことなど

限りなく深く堕ちる

最近コラボの記事ばかりですね。

 

そして、今回も(汗)

 

何度かご紹介してますが、神楽彩葉さんの詩のツイートを拝見して、一枚描いてみたくなりました。

 

 

 

藤原雅人が訪れた女性は月草姫。

月草は露草のこと。

いつも少しいじけた態度をとる姫で、和歌にははかないものの代名詞の露が入っているし、“私なんて、あなたにはどうでもいい、朝には消える露みたいなものなのでしょうね”、とよく言うので、雅人は皮肉って月草と呼んでます。

自分を慕う相手に、イヤミな人ですね。

 

彼には他にも恋人がおり、彼女だけではないから、その余裕なのでしょうか。

 

このお話をしたら、なんと、この漫画に合わせて、彩葉さんが、先の詩をアレンジしてくれて、感激してしまいました。

 

 

気が乗らない
夜だとしても

匂い立つ香りと
甘い声音に
誘われて

深みに嵌まって
堕ちてしまう

あなたにとって
私が夜の女でも
抜け出せない

誰よりあなたを
「愛している」から

 

そんなイヤミな相手でも、愛してくれるから離れられない月草と、恋人の雅人のイメージが浮かんできました。

 

私には耐えられないし、やりたくない恋ですが、見聞きすれば、心惹かれるので、不思議なものです。

 

漫画の方は、パソコンで清書して、改めてアップしたいです。

 

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