奈倉まゆみの描きつづり

twitterのまとめ、自作のイラストや漫画、思ったことなど

藤原実方

忘れ物の枕箱に添えまして

藤原実方、道信、公任のやりとりが好き。という話。 「忘れ物の枕箱に添えまして」 (かなり脚色しています) 妄想を加えると、実方は枕箱を玉櫛笥(玉手箱)に例えてるんですよね。 そういう歌は他にもあるのですが、ひょっとしたら、本当に乙姫様にもらった…

リプきたセリフで一コマ描く(2021.3)

リクエストをいただいたので、描かせていただきました。 陸奥にて、源重之に「ありがとう」と微笑む晩年の藤原実方 カラーversion 奈倉まゆみ@気になる堀河院 on Twitter: "#リプきたセリフで一コマ描く 陸奥にて、源重之に「ありがとう」と微笑む晩年の藤原…

歌枕見て参れ

ある日、宮中の殿上の間で、藤原実方は、藤原行成になにやら気に食わないことがあり(歌をバカにしたとも)、行成の冠をはたき落としてしまった。 当時、髻を晒すことはとてもみっともない事である。ここは貴族達の詰め所で、隣は天皇のおわすお部屋。行成に…

幼少の頃の実方と済時の北の方のことを想像してみた

百人一首の「かくとだに~」の歌で有名な藤原実方。 その生年はよくわかりません。 天禄三年(972年)に左近衛将監になったところを、十五歳前後とされているようです。 では、実方の父定時がいくつくらいで亡くなったんだろうと考えてみました。最終官暦は…

 道綱と実方、歌友って感じでいいなという話。(創作多め)

『実方集』を読んでいて、藤原道綱と藤原実方って、歌友って感じでいいなと思い、想像を膨らませてみました。

藤原義懐の出家

藤原義懐と寛和の変

2018年最後の日

今年もたくさんの方にお世話になりました。

藤原実方のことを少し

最近、知ったのですが、歌人が個人で和歌をまとめた私家集というものが結構残っているのですね。 古典文学に詳しい方からすると、何を今さらと思われてしまうかもしれませんが、和歌と言えば、浮かぶのが、百人一首と勅撰和歌集なので。 ちょっと資料を探し…