奈倉まゆみの描きつづり

twitterのまとめ、自作のイラストや漫画、思ったことなど

覚えているつもりで・・・

覚えているつもりでも、忘れている。

わかっているつもりでも、まちがっている。

 

そんなことばかり。

 

でも、そうやって確かな知識にしていくわけで、へこたれても、くじけないようにしなくちゃいけない。

間違っていたら、正しくしなくちゃいけない。

 

 

資料を参考に袍の肩脱ぎを描いたつもりが、左右間違っていた。

 

背を向けているんだから、正面を向けば、逆になるはずなのに、間違っていたわけです。

 

洋服や着物の前を逆に合わせてしまったりするのと同じ感じではないかと思います。

 

しかし、自然に考えたら、右利きの人が動き易いように脱ぐわけだから、左を脱いでもしょうがない。

左肩を脱ぐ時は弓を射たり、その時の便利のためです。

忘れないように描いてみました。

 

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https://twitter.com/heikoES/status/868411285590777856

 

絵は直衣だけど、束帯でもやります。 

雅楽の舞もそうですし、能でもありますし、例を挙げるとキリがありませんが。

 

ちなみに平安時代の酒宴では、位が高い方から、盃を回し、酔いがまわり、興が高まると、肩脱ぎし、舞を舞ったり、歌を歌ったり、余興をするそうです。

 

台盤という大きな机を囲んで、皆座ります。各自、膳を据えることもあります。

今の各自膳を据えての会席は武士の宴会なのだそう。

 

 《参考》

Sanseido Word-Wise Web [三省堂辞書サイト] » 絵巻で見る 平安時代の暮らし 第43回 『承安五節絵』五段の「五節の淵酔(えんすい)」を読み解く

 

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